いびき治療ではマウスピース作成を歯科・矯正歯科で行うことがあります。睡眠検査を受けてから、睡眠時無呼吸症候群の診断が確定すると健康保険の適応となります。

マウスピース治療:歯科受診への流れ

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いびき対策のマウスピースを作るためには

大きなイビキ対策のために、歯科でマウスピースを作りたいと考えている方から質問を
受けることがあります。マウスピースは、別名で口腔内装置、口腔内装具、咬合床副子、
スリープスプリントと呼ばれています。

以下、健康保険を使って歯科でマウスピース作成を行うための診療の流れを解説します。
今回は実際に病院への受診から歯科までの流れを紹介します。

いびき・睡眠時無呼吸症候群を診療している病院を受診する

担当医の診察を受けて、「いびき」という症状を呈する睡眠時無呼吸症候群の診断を
受ける方向で進める。ポイントは、「いびき」というお困りの症状が、病気の一症状で
あると証明されることです。

睡眠検査を受けて、睡眠時無呼吸症候群の診断を受ける

終夜睡眠ポリグラフ検査を受けて、睡眠中の呼吸状態、いびき呼吸・無呼吸の程度、
血液中の酸素レベルの程度、眠りの質について評価を受ける。この検査により、
睡眠時無呼吸症候群という病名が確定し、同時に重症度を把握することができます。

注意する点として、イビキをかくことが確認されても、睡眠中の酸素不足が軽微で、
無呼吸・低呼吸の回数が病的ではない場合、単純性いびき症という診断となります。
この場合、マウスピース治療は、健康保険の適応外となります(実費治療)。

主治医に歯科に紹介状を書いてもらう

医師の診断により、睡眠時無呼吸症候群に対してマウスピース治療の適応があると
判定されます。そして、医師がマウスピース作製が可能な歯科に紹介状を書きます。
この際、診断に至るまでの経過、検査結果などの情報が記載されます。

歯科に受診する

医師より受け取った紹介状をもって、歯科を受診する。歯科医師による診察があり、
マウスピースが適切かどうか評価を受ける。口腔内、噛み合わせの状態が確認される。
その結果、マウスピース治療の適応と判定されるとマウスピース製作が始まります。

健康保険でマウスピースを作るときは、医科と歯科のクリニック・病院の連携で、
診療が進みます。

子供のいびきを放置すると成長と発達に大きく影響するので、注意を要します。小児では早期診断と治療が大切です。

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内科 循環器内科
いびき睡眠障害の治療

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